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User:Altt311/沙盒十二

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JR東日本E657系電聯車
E657系第1編組
概覽
製造近畿車輛
日立製作所
綜合車輛製作所
車輛總數160
製造年份2011年-2012年
投入运营2012年3月3日(特別班次)
2012年3月17日(定期班次)
技術數據
列車編組6M4T
編組長度207m
車輛長度20,500 mm
21,500 mm(先頭車)mm
車體宽度2,946mm
車體高度4,080 mm
4,249 mm(集電装置搭載車)mm
編組重量380.3t
轨距1,067mm
轉向架軸梁式ボルスタレス台車
DT78(電動車)
TR263・TR263A・TR263B(付随車)
車體材質鋁合金
編組定员600人(包括綠色車廂30人)
營運速度130km/h
起動加速度2.0
常用減速度5.2
供電制式1,500V直流電 / 25,000V 50Hz交流電
架空電纜方式)
控制裝置變頻器絕緣柵雙極電晶體,1C4M)
驅動裝置TD平行カルダン駆動方式
制動方式回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ抑速ブレーキ
安全防護系統ATS-P, ATS-Ps
出典:『鉄道のテクノロジー 11』三栄書房、『鉄道ファン2011年9月号』交友社

E657系電車(E657けいでんしゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の交直流特急形車両2012年平成24年)3月に営業運転を開始した。

概要

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常磐線の特急用車両である651系電車およびE653系電車の置き換え用として導入され、10両編成16本の計160両が日立製作所近畿車輛総合車両製作所(旧東急車輛)にて製造された[1]

2012年3月3日に臨時特急「復興いわきフラガール号」で営業運転を開始[2][3]、2012年3月17日実施のダイヤ改正に合わせて上野駅 - いわき駅間の「スーパーひたち」「フレッシュひたち」で定期列車として運転を開始した。また、2013年3月15日に常磐線による651系、E653系の定期運用が終了し、常磐線の在来特急はE657系に統一された[4]

構造

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車体

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アルミニウム合金によるダブルスキン構造を採用した。E259系電車の構体をベースに、高圧機器を屋根上に搭載するために屋根高さを105mm低下させてE653系電車と同じ高さとしている[5]。先頭構体は、近畿車輛によってデザインされたクラッシャブルゾーンを設けたFRP製である。

塗装は、赤みを帯びた白をベースに窓部分に黒を、窓下に紅色の帯を配し、「白梅・赤梅」を表現している。

方向幕はフルカラーLEDが採用され、列車名・行き先・座席種別・号車番号のほか、E233系と同様に次の停車駅も表示する。

走行機器

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モハE657形とモハE656形で電動車ユニットを組み、付随車を含んだ10両で編成を構成する。制御方式はIGBT素子を用いたVVVFインバータ制御であり、1C4M制御方式を採用する。

補助電源装置は三相交流440V、260kVAの容量を有するIGBT素子使用の静止形インバータ (SIV) SC95形をM2車に搭載し、編成全体で同期運転をさせることで、冗長性を確保している[5]。また、サロE657形を除く付随車にはスクリュー式電動空気圧縮機 (MH3130-C1600S1) を装備している。

台車は軸梁式ボルスタレス台車を採用する。電動車はDT78、付随車はTR263を使用する。耐寒耐雪性能を向上させ、ヨーダンパを装着する。

集電装置は、シングルアーム式パンタグラフ (PS37A) をモハE657形(M1車)の前位(いわき寄り)に搭載し、編成で3台搭載とする。

空調装置 (AU734) は集中式で各車両の屋根中央に1基設置される。冷房時の能力は41.9kW (36,000kcal/h)である。

最高速度は130km/hで、先頭車とグリーン車には新幹線E2系や「成田エクスプレス」用E259系で採用されているフルアクティブサスペンションを搭載し、車体間ダンパを全車に装備することで乗り心地の改善を図った。

内装・設備

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座席にはノートパソコンを置くことが可能なテーブルコンセントを設置し、WiMAXモバイルWiMAX)を利用したブロードバンド環境が整備される[6]。車内自動放送措置が搭載されている。また車内案内表示器にはフルカラーLED式を採用し、行き先・停車駅案内等のほか、列車運行情報やニュースなどを配信する。

編成定員は600人(グリーン車30人、普通車570人)。シートピッチは普通車960mm、グリーン車1,160mm。

奇数号車にはトイレ(男性用小便器+洋式便器)・洗面所を備え、5号車は電動車椅子対応となっている。

普通車の座席は霞ヶ浦のおおらかなうねりをイメージした模様になっていて、グリーン車の座席には梅の柄が入っている。

編成・形式

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←上野方向
いわき方向→
K編成 クハE656
- 0
(T'c)
モハE657
- 200
(M1)
モハE656
- 200
(M2)
サハE657
- 0
(T1)
サロE657
- 0
(Ts)
モハE657
- 100
(M1)
モハE656
- 100
(M2)
モハE657
- 0
(M1)
モハE656
- 0
(M2)
クハE657
- 0
(Tc)
モハE657形 (M1)
普通席を備える中間電動車。モハE656形とユニットを組んで使用される。主変圧器・交直補助制御箱・主変換装置集電装置などを搭載する。
モハE656形 (M2)
普通席を備える中間電動車。モハE657形とユニットを組んで使用される。トイレ・洗面所を備え、主変換装置・静止形インバータ装置 (SIV) などを搭載する。
クハE657形 (Tc)
普通席を備える制御付随車。いわき向き運転台を備え、空気圧縮機などを搭載する。
クハE656形 (T'c)
普通席を備える制御付随車。上野向き運転台・トイレ・洗面所を備え、空気圧縮機などを搭載する。
サロE657形 (Ts)
グリーン席を備える中間付随車。便所・トイレ・車椅子対応設備・多目的室・車内販売準備室を備える。
サハE657形 (T1)
普通席を備える中間付随車。空気圧縮機を搭載する。

運用

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2012年3月17日から上野駅 - いわき駅間の「スーパーひたち」10往復と、上野駅 - 勝田駅間の「フレッシュひたち」4往復、上野駅 - 土浦駅間の「フレッシュひたち」下り1本で定期営業運転を開始した[4]。定期運用開始前の2012年3月3日には臨時特急「復興いわきフラガール号」に充当された[7]

2013年3月16日のダイヤ改正より、常磐線の全ての特急列車が本系列で運転されている。それに伴い1列車あたりの座席数が減少するため、朝の上りと夜の下りで増発され、既存の列車も夜間の下り列車を中心に停車駅が追加された。

付記

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当初の計画では、2012年春のダイヤ改正で輸送体系を変更し、いわき駅で特急の系統を分断するとしていた。当初は上野駅 - いわき駅間の特急列車は本系列と651系での運転とし、2012年秋頃に本系列に統一される予定であった。また、いわき駅 - 仙台駅間は新設する特急列車(いわき駅同一ホームで接続)をE653系で運転する予定であった。

しかし、2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)や東京電力福島第一原子力発電所事故等の影響により常磐線自体の復旧のめどが立っておらず、一部復旧したいわき駅以北の区間においても特急列車の運転は行われていないため、いわき駅以北の計画は未定となっている。このため、転出予定だったE653系は当初の予定から変更され、引き続きいわき駅以南で「フレッシュひたち」の運用に就くことになった。E657系への置換完了時期は、「2012年秋」から「2012年度中」に変更となり、最終的には2013年3月16日のダイヤ改正で実施された。

一方、いわき駅以南における輸送体系はほぼ同じで、2013年の改正後も列車名は「スーパーひたち」「フレッシュひたち」のままである。なお、E657系がいわき駅以北に入線しないのは、震災発生以前に決定した計画通りである。

2014年度開業予定の東北縦貫線を介しての東京駅乗り入れも検討されている。

脚注

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  1. ^ 『鉄道のテクノロジー 11』 三栄書房、2011年、pp.2 - 7。ISBN 9784779612527
  2. ^ 春の増発列車のお知らせ - JR東日本 プレスリリース 2012年1月20日
  3. ^ 常磐線新型特急列車E657系で特急「復興いわきフラガール号」運転! 東日本旅客鉄道水戸支社プレスリリース2012年1月20日
  4. ^ 4.0 4.1 2012年3月ダイヤ改正についてPDF - 東日本旅客鉄道水戸支社 プレスリリース 2011年12月16日
  5. ^ 5.0 5.1 鉄道ファン2011年9月号. 交友社. 2011: p.80.  已忽略文本“和書” (帮助)
  6. ^ WiMAX、スーパーひたち新型車両内で利用可能に──3月17日より - ITmedia +Dモバイル 2012年3月14日閲覧
  7. ^ 14年ぶりに新型特急導入 JR常磐線で試乗会 - 2012年2月10日 MSN産経ニュース

参考文献

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  • 鉄道のテクノロジー 11. 三栄書房. 2011: pp.2 – 7. ISBN 9784779612527.  已忽略文本“和書” (帮助)
  • 益山義裕(東日本旅客鉄道株式会社運輸車両部車両技術センター) 「E657系特急形交直流電車」『鉄道ファン』2011年9月号、交友社、2011年、pp.78 - 85

関連項目

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外部リンク

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